楽天大口優遇の適用方法(2019.4)

こんにちわ、ぴろりんです。
SMBC日興証券の一般信用売建の参入で少し魅力が下がってはいますが、2019年4月8日に楽天証券で楽天大口優遇を更新しました。

「大口優遇」は一度適用されると3ヶ月継続されます。株主優待が少なく、資金が拘束されにくい1月、4月、7月、10月の定期的な更新がお勧めです。必要な資金があれば完全無料・負担ゼロで可能ですのでぜひどうぞ!

【参考】2018年11月に楽天大口を適用させた際の記事です。

1.楽天大口優遇とは?

・楽天超割コースの方が「大口優遇」の判定条件を満たすと手数料が割引になります。
手数料の詳細は以下の表で確認願います。

・手数料のポイントバックの還元率が通常の1%から2%にアップします。

2.楽天大口優遇適用の条件

 大口優遇の適用条件はこちらになります。
かなりハードルが高いと思われるかもしれませんがそうでもありません。一番目の条件に注目してみましょう!

簡単に言えば「1日の信用取引額が5000万円以上となること」です。

楽天証券には1日信用取引があり、これを利用した無料取引で取引額を稼ぎます。

※楽天1日信用取引
 売買手数料無料、金利・貸株料も約定代金100万円以上の場合0%で取引できます。

3.楽天大口優遇の適用方法

 紹介する方法は前場・後場それぞれで1日信用取引でのクロス取引を行い、1日の信用取引額を5000万円以上とする方法です。
(資金に余裕がある方は一度のクロス取引で5000万円以上の取引をお勧めします。)

①必要資金の確認
 1日の取引金額が5000万以上ですので、前場・後場で少なくとも2500万円以上の信用取引ができる資金が必要です。おおよそ850万円以上が目安となります。

なお、現金だけでなく信用取引の保証金となる株式を含めても問題ありません。

②取引銘柄の選定
 以下の条件をもとに2500万円(売り1250万円・買い1250万円で)を少し超えるくらいになる銘柄を選びましょう。

 ・1日信用取引が可能(売り・買い両方)
  クロス取引をするので必須条件です。

 ・ある程度の取引量があること
  取引不成等のリスク軽減のためです。
  不成等の場合は損失を被る可能性あり。

 ・値高株
  注文数を減らすためです。

なお、今回は値高株で一日信用取引ができない銘柄が多く、仕方なくトヨタ自動車(7203)をチョイスしました。

③前場の注文
 前場の開始までに選定した銘柄のクロス注文をしましょう。前場の寄付で約定するように執行条件は「本日中」又は「寄り」とします。一般的なクロス注文をすれば問題ありません。


④前場の寄付注文が約定
 9時を過ぎると注文が約定するでしょう。

ここで条件の達成状況を一度確認してみましょう。寄付の約定を受けて、円グラフの値が変化します。この段階では新規建約定金額合計が2500万を少し超えるくらいがベストです。最終的に最も左側のグラフが100%になれば条件達成となります。


⑤前場引けの返済取引注文
 前場中に「売り・買い」それぞれ返済取引の注文を行います。前場の引けで同時に約定するように執行条件は「引け」とします。
 
 執行条件「引け」を間違えますと売り・買いの約定タイミングにズレが生じ、損失/利益が発生する可能性がありますのでここは慎重にお願いいたします。


⑥前場引けの返済注文約定

⑦後場の注文
 前場と後場の間の昼休みにクロス注文をしましょう。後場の寄付で約定するように執行条件は「本日中」又は「寄り」とします。③の注文方法と同様です。

なお、④のグラフを参考に取引額が5000万円に届くように調整して下さい。

⑧後場寄付の注文が約定

⑨後場引けの返済取引注文
 後場中に「売り・買い」それぞれ返済取引の注文を行います。後場の引けで同時に約定するように執行条件は「引け」とします。注文方法は⑤と同様です。

執行条件「引け」を間違えますと売り・買いの約定タイミングにズレが生じ、損失/利益が発生する可能性がありますのでここは慎重にお願いいたします。

⑩後場引けの返済注文約定
 15時になると注文が約定しているはずです。

グラフで条件達成を確認しましょう。


以上で楽天大口優遇の適用が完了です!

なお、執行条件の誤り、一部約定、引け不成等の際は損失を被る可能性があります。実際に実行される場合は自己責任でお願いいたします。

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【参考】ぴろりんのクロス取引履歴です!

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